98号:ゆうこう歯科ネットワーク「一本の歯の大切さ」

院長あいさつ

こんにちは!日中は30度を超える猛暑日が続き、夜もなかなか寝苦しい日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?
デパートなどに行くと冷房が寒いくらいにきいていたり、外にでるとうだるような暑さで 体温調整が難しい時期です。夏風邪を引かないよう、一枚羽織れるものを持ち運んだり、汗をかいたらすぐに着替えるなどして、しっかり体調管理をしていきましょうね。
各地では花火大会が行われていますね☆浴衣を着た人を見ると夏が来たな~と改めて思います!
事故のないよう、楽しんでください♪

スタッフからのひと言

今年はプランターですいかを作って見ました。花はたくさん咲いたのですが、実が付いたのは一個のみ、だいぶ大きくなってきましたが、さていつ収穫してよいのやら・・・切ってみてのお楽しみですね!
歯の正確な虫歯の大きさも歯を削って虫歯の部分を取ってやっと正確にわかります。切らずに糖度のわかる糖度計のように削らずにわかる「虫歯進行度計」みたいなのが出来るといいな~

医院長 高橋先生

熱中症という言葉を聞かない日がない毎日ですね。私は夏生まれですが年々暑いのは苦手になります。歳のせいだろうとも思いますが、幼い頃に比べて「絶対暑い!!」と思っています。皆様も体にはご自愛ください。

畠山

あまりのあつさで犬は肉球をやけどしてしまうので、毎日夜お散歩にいくと蛍を見ることができ”癒しの時間でした”また来年が楽しみです(^^)夏バテしないようにしっかり食べて頑張りましょうね!

有働

私の夏の一大イベントと言えば”花火大会”が毎年欠かせません。今年は宮島や宇品の有名どころはなく、ゆっくり見れる穴場を教えてもらったので行きます。盆休みは久しぶりに親戚が集まるので楽みです。冷たいものを食べ過ぎてお腹をこわさないようにしましょう~

吉岡

先日花火大会に行ってきました。毎年祖父母の家から見ることができるので、畑に出て涼しく楽しむのですが、今年は会場に行ってみました♪人がたくさんですごく暑かったですが近くで花火を見るのも迫力満点でいいものですね。

安宗

ペットボトル症候群

暑い季節、、、のどの渇きをいやすために水代わりにジュースや清涼飲料を水代わりにたくさん飲んでいませんか?
これらには砂糖がたくさん入っており、大量に毎日続けて飲んでいると太りやすくなったり血糖値が高くなったりして若い方でも糖尿病になる 恐れがあります。
もちろん、むし歯にも、、、(ToT)体がだるい、のどが乾く、トイレに行く回数が増えるなど症状があればペットボトル症候群かもしれません。特に夏は、のどが乾いたら水か、お茶にしましょう☆

歯が多く残っている人ほど年間医科医療費が少ない!?

健康な人が普段健康の有り難さを感じないように、痛みも何もないときに歯に心を配る人は多くないでしょう。
毎日もうちょっと丁寧に歯磨きをしていれば、この歯も抜かずにすんだのに、、、と、なくなってしまってから思うことも多いと思います。

厚生労働省によれば、70~74歳の高齢者で、1人が平均して持っている歯の数は13本以下という悲しい現実があります。
普通、人は親知らずを除いて全部で28本の歯を持っているので、その半分以下となるわけです。
そして10年後の80~84歳では、残っている歯の数1人平均7,4本です。
しかも、80歳以上の高齢者のうち、実に半数の人が歯を全部失ってしまっています。

残存歯数(残っている歯の数)が多い高齢者ほど、自立している割合が高いという報告があります。 逆に、残っている歯が少ないほど、1か月間の平均医療費は高くなることが50歳以上の調査で分かっています。

歯が4本以下しか残っていない人は、20本以上歯が残っている人に比べひと月あたり約5,600円も高いというデータが出ています。
「歯に気を遣う人は、全身の健康に対する意識も高く、医療費を抑えることにつながっている」と分析されています。 残った歯の数ごとにひと月の平均医療費を計算すると…

本数が少ないほど高額です。
また高齢になるほど残った歯の本数による月間の平均医療費の差は広がる傾向にあります。
80歳の人では、残った歯が20本以上の方の平均医療費は35,346円だったのに対し、4本以下では49,987円で、約15,000円の 開きが出ました。

病気別の平均通院日数では、神経系の病気(パーキンソン病、アルツハイマー病など)では残存歯数20本以上の人が2,17日なのに対し、19本以下の人は 3,56日と1,6倍に達しています。
循環器疾患(高血圧、心疾患、脳こうそくなど)でも20本以上が2,46日に対し、19本以下では2,82日と、 残った歯が多いほど通院日数が少なく、健康状態の良好さを示しています。
歯を大切にして1本でも多く残すことは体の健康につながり、また医療費にも大きく影響するんですね。

※一本の歯の大切さ※

治療はなるべくしたくない…不便でも我慢できる程度ならそのままに…という方もいらっしゃると思います。
咬めないままにしているより、適切な咬み合わせを 作ってあげれば、皆さんが支払われる医療費の削減につながる可能性があります。
そして何よりも、それは「より健康でいられる」ということでもあります。
抜けた歯を1本放っておくと、周りの歯がその空間に傾いたり移動したり、また今まで咬みあっていた歯の反対側の歯に影響して、歯並びが悪くもなります。
そうなると歯茎に負担がかかり、最後には健康だった歯まで抜けてしまうことがあります。
つまり1本の歯を失って放置するということは「さらに次の歯を失う原 因となる」ことから見ても、1本の歯の大切さがよく分かってもらえると思います。「たかが歯」ですが、「されど歯」なのです。